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2013.02.08
米国特許法改正
米国では、3月16日に先願主義と冒認手続が施行されます。これらの審査ガイドラインの最終版は、その1カ月前の2月16日までに制定する必要があるため、来週末か再来週の初めに、審査ガイドラインの最終版が発表されるものと思われます。
この他、米国では、3月19日に庁費用が値上げされます。主なものは以下のとおりです。
・新規出願 $1600 (37%UP)
・独立クレーム追加 $420 (68%UP)
・複数従属クレーム $780 (70%UP)
・RCE(1回目) $1200 (29%UP)
・RCE(2回目) $1700 (82%UP)
・Issue Fee $960 (54%DOWN)2014.1.1以降
2回目のRCEの費用の増加率がかなり大きく、USPTOは複数回のRCEを歓迎していないようです。新料金体系からすると、特に2回目のRCEは、3月19日までに行うのが良さそうです。また、来年にはIssue Feeが減額されるため、今年は、Allowanceの率が上がるかもしれません。これらを考慮した出願戦略が必要になりそうです。